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その1
「ファイナンシャル・プランナー」とは
皆さんは、将来の夢や希望を持っていらっしゃいますか?
「一戸建ての家が欲しい」とか、「実業家になりたい」とか、「悠々自適な老後を過ごしたい」など、いろいろな夢や希望を持っていらっしゃることでしょう。
しかし、それらの夢や希望をかなえるためには、いい意味でも悪い意味でも「お金の裏づけ」が必要なのではないでしょうか。お金の計画はきちんとできていますか?
いまどんな金融商品を利用すべきなのか、万一の際に備えるための保険商品はどうするか、子供の教育や老後の準備はどうするか、などといったことをすべて自分ひとりで情報収集し、判断するのは非常に困難だといえます。
ところが一方では、自己責任の時代といわれ、何でも自分で判断しなければいけないわけです。
そのようなときに、さまざまなお金に関する相談に乗るのが、私たちファイナンシャル・プランナー(FP)なのです。
私たちFPは、金融商品だけでなく、保険、不動産、税金、年金、ローンなど、幅広い分野の知識を持ち、その人に合った総合的なアドバイスを行います。また、必要に応じて、弁護士、税理士、保険・不動産などの専門家の協力も得ながら、トータルなプランニングと、実行の手助けをするのです。
皆さんがいま、お金に関する悩みや、将来の計画を立てるうえでの悩みを抱えているのなら、是非、私たちFPを利用してください。FPは、「家計のホームドクター」とも言われるように、家計における問題点を見つけ、その時々にあった対処法や、実行にあたってのアドバイスを行う、あなたのサポーターなのです。
(「日経金融商品の選び方2003」(日本経済新聞社、共著)に掲載)
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